先日、出張にて中国を訪れた際に、直線距離で約350km離れた都市間を移動する事となりました。この移動の際に中国版の新幹線を利用したのですが、最新の乗り方情報があまりネットに無かった為、今回2024年01月版として皆様の参考の為に共有致します。
コロナ明けて久しぶりの海外。出張且つ、英語の通じにくい中国で、しかも途中一人で都市間を移動。。。もう不安しか有りません。そんな道中にも何か楽しみを見つけたいと言う事で、今回はこの一人で都市間を移動をする際に、中国版の新幹線と言われる高速鉄道に乗ってきました。直線距離で約350kmの移動なので、新横浜駅~京都駅と同じです。なので、飛行機を使うと遅くなりそうな距離感でしたので、敢えて?合理的な?判断で、中国版の新幹線を利用してみました。とは言え、コロナも有り渡航にビザが必要となった中国の為、最新の乗り方の情報が少なく、不安な状態なまま出国しました。今回は、実体験を写真多めで紹介していきます!少しでも皆様の不安が少なくなればと思います!
結論:eチケットとなっており、パスポートだけあれば乗車はOK!
中国の新幹線は、eチケットになっています。とは言え、実際には外国人はeチケットの代わりにパスポートを読み込んでいます。eチケットの購入時にパスポート番号の情報を登録しているため、改札ではパスポートを読み込んで予約情報と照合してくれているようです。もちろん、不安なので私はeチケットの画面コピーをスマホに準備していつでも見せられるようにしていました。
チケット購入について
今回私は、Trip.com を利用してeチケットを予約/購入をしました。ネットで色々と調べてみたものの、日本語で使いやすそうと言う理由だけで Trip.com にしています。おそらく、予約方法で悩む事は無く順番に入力していけば予約が完了出来ます。
私が一番不安だった点は、チケットが事前予約だった点です。
(乗車まで少し日程があったからか?事前予約のタイミングでした。)
サイト上には以下の文言があり、ちゃんと入手出来るかが一番不安でした。
↓記載されていた文言
チケットは〇月〇日 ●●:●●に販売開始となります。事前予約が可能です。発券前のキャンセルは無料です。事前予約の完了は、チケットの購入完了を意味するものではありませんのでご注意ください。チケットを購入できなかった場合、全額払い戻しいたします。
ですので、参考までに私の事前予約から、チケット発券までの日程感を記載しておきます。
1/1:Trip.comサイトから、チケットを事前予約を実施
*この時点で、1/16 乗車向けのチケットが1/2からの発売開始でした。
1/7:Trip.comから発券と称して、チケットが入手出来た旨の連絡がある。
Trip.comのアプリ側でも発券されたeチケットが確認できた。
また、併せて電子の領収書も送付されてきた。
1/16:無事に乗車
1/2に発売開始なのに、1/7に発券の連絡でしたので非常に不安でした。
ちょうど正月の時期だから連絡が遅かった。と言われればそうだとは思いますが、
一言、記載や連絡があれば良いのに、、、とは思いました。
とは言え、Trip.com 経由でeチケットが入手出来ます!
乗り方/降り方について
簡単に言えば、基本的には飛行機の乗り方とほとんど同じです。
私は、寧波(宁波,Ningbo)駅から乗りましたのでその写真付けておきます。
■ 新幹線の乗り降り方法
① 駅に行く
手段は問わず駅に行く。。
② パスポート見せて荷物検査して駅に入場する
*ポイントは無人(自助)ゲートではなく左右の端にあるはずの有人(人工)ゲートに行く事です。
外国人である私はパスポートしかないので、無人(自助)ゲートは使えない。
③ 大型のスクリーンで予約した電車が何番線(Platform)かを確認
④ 指定の〇〇番線の改札のような場所に向かう
ホームには直ぐに降りられません。
改札的な場所の前の椅子に座って待ちます。
で、発車時刻の20分前?位に改札的な場所で、
列に並んで、パスポートを読み込まれてチケットが確認されてホームへ。
* ポイントは、駅の入口と同じく有人(人工)ゲートに行く事。
駅の入り口と理由は同じですね。パスポートしか無いので。
写真で言うと左側にあります。
⑤ ホームに降りて新幹線を待って乗り込む。
これは日本の新幹線と同じです。号車を見つけて席番号を見つけて座る。
⑥ 目的地に着いたら新幹線から降りる。
普通に時刻通りに着きます。飛行機と同じ感覚です。
⑦ 案内板にそって改札のようなところからパスポート見せて出る。
同じように、有人(人工)ゲートを使います。
私は間違って乗り継ぎのところで出ようとしてパスポート読み込んでNGくらいました。。。
有人なので駅員の人が、その場でスマホで中国語を翻訳して下の改札だと教えてくれました。
文字にすると長いですが飛行機に乗る感覚で有人(人工)ゲートに行けば中国の新幹線乗れます。
座席の紹介と料金について
今回は、初の中国版の新幹線に乗車と言うことで、贅沢してビジネス席を確保しました。
気になる料金は、Trip.comの手数料込で、14,267円でした!
直線で約350kmの移動だと、新横浜駅~京都駅が同じなので日本と料金比較してみます。
<料金比較>
今回:14,267 円(ビジネス席_約2.5時間)
新横浜駅~京都駅:13,300 円(普通車_約2.0時間)
18,170 円(グリーン車_約2.0時間)
ですので、中国版の新幹線は少し遅いけど、新幹線の普通席と同じくらいの金額です。
そう考えると、中国版の新幹線は安い気がしますね。
ちなみに、注目のビジネス席は、、、、以下!
たまたま、最後列の号車のシートだったので、独立した1座でした!
日本のグリーン車よりも広々で贅沢です!
ちなみにリクライニングも出来ます。
他のビジネス席は、左右に3座席の2-1で分けてあるのが標準です。
ビジネス席には、お菓子と飲み物、お手拭きとスリッパもありました。
小箱の中身はこちら。スナック菓子ですね。
乗り心地については、普通に新幹線してます。
なので、日本と同じくらいの料金で贅沢な新幹線での移動が中国では出来ます!
まとめ
以上、長々と記載しましたが、私自身は情報が少なく不安なまま中国へ出国しました。とは言え、現地で実際に乗ってみれば、飛行機のような乗り方をする新幹線だと思えば、普通に利用できることが分かりました。
何回も中国に行く機会は無いとは思いますが、飛行機での移動ってほどの距離ではない場合は、中国版の新幹線を利用すると言うのも、普通の選択肢になり得ると思います。ぜひ旅の思い出作りも兼ねて?利用を検討してみては如何でしょうか?
皆様の良き旅行の一助となる事を願います。