EVの電費は地域で20%変わる!気象データから導く47都道府県ランキング

EVの電費は地域で20%変わる!気象データから導く47都道府県ランキング 生活情報

電気自動車(EV)の購入を検討している皆さま。実は、「住む地域(気温)」によって、EVの燃費(電費)コストパフォーマンスが約20%も変わるという事実をご存知でしょうか?

前回の記事で、我が家の日産サクラ(通勤専用車)の約8ヶ月・9,000kmの実測データから、「真冬は真夏に対して電費が25%悪化する」ことを確認しました。更に、そこから「気温に対する電費の感度曲線」が見えてきました。

↓過去の日産サクラの電費関連ブログ
【実録】日産サクラで270km旅行は無謀?真夏の電費ガチ検証とビジター充電の罠
日産サクラの電費は冬に何%落ちる?9000km実測データで夏と比較

↓気温と電費の感度曲線

今回はそのデータをさらに発展させ、気象庁が公開している「47都道府県の過去10年分の気温データ」と組み合わせることで、「日本で最も効率よくEVを運用できる県はどこか?」をランキング形式で算出しました。

データ処理を愛する40代パパが本気で整理した、EV購入検討者必見のシミュレーションデータです。

独自のQoLスコア:地域別電費データを知る価値

この全国データが、私たちのEVライフや車選びにどう影響するのか、独自のQoL(生活の質)スコアで評価しました。

総合QoL向上指数:2.9~3.3  * 住む地域によってEVの電費コスパが20%も変わるという真実!
 a. 生活が楽になる度:3.5  * 自分の地域がEVに不利だと分かり、事前の対策がとれる。
 b. お財布への優しさ:2.0~4.0  * 地域により差があり、人による
 c. 自己満足度:5.0  * 気象データと、47都道府県の電費予測できる達成感!
 d. 家族満足度:3.0  * 話をしても、”ふーん”と言う感じ、、EV導入の説明には使える!
 e. 利用頻度:1.0  * 頻度は少ないので影響が小さい

EVを買う前に「自分の県はEV向きなのか?」を知っておくことは、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐための強力な武器になります。

QoL向上指数:地域別の電費を知る価値
 緑線:EVの有利なの地域
 青線:EVの不利な地域

地域別の電費データのQoL評価(Oji-hangar.com独自指標)

利用頻度は少ないですが、結構レーダーチャートの面積が広くて、EVの導入を検討中の人にとっては有益な情報ではないでしょうか?

結論:最高は那覇市、最低は札幌市。その差はなんと20%!

47都道府県の県庁所在地の気象データ(10年分の1日平均気温)を使って電費を算出した結果、トップとワーストは以下の通りになりました。

 最高電費(第1位):那覇市(8.95 km/kWh)
 最低電費(第47位):札幌市(7.15 km/kWh)

低温な日が多い札幌市がワーストになるのは予想通りですが、注目すべきはトップの那覇市とワーストの札幌市で、年間平均電費に「約20%」もの格差があるという事実です。

なぜ沖縄が圧倒的なのか?
前回の検証データから、日産サクラが最高電費を叩き出す理想の平均気温は「20.9℃」であることが分かっています。

気象庁のデータを見ると、日本全体でも南の方に位置する第2位の鹿児島県でも年間の平均気温は19.2℃にとどまっており、理想値よりも燃費的に不利な「低温側」の領域を使わざるを得ません。結果として、年間平均気温が23.7℃である沖縄県(那覇市)が、他県に大差をつけて圧倒的勝利を収める形となりました。

↓都道府県別ランキングはこちら

都道府県別の想定電費ランキング

検証データの前提条件

今回のランキング算出には、以下の条件・データを使用しています。

電費の感度曲線: 日産サクラ(通勤往復63km/日・総距離9,000km強)の実測データより算出。

日産サクラの電費は冬に何%落ちる?9000km実測データで夏と比較

気温データ: 気象庁公開のアメダス記録データを使用。47都道府県の県庁所在地について、過去10年分(365日×10年)の1日平均気温データを整理して適用。

気象庁:過去の気象データ・ダウンロード

上記の組み合わせにて、各都道府県の想定電費ランキングを作成しています。

まとめと所感:あなたの地域に合わせたEV選びを

日本国内であっても、住む地域によって電気自動車の電費は20%も変動することがデータから明確になりました。結論として、日本では温暖な地域であるほどEVの運用コストは有利になります。

沖縄県などの温暖な地域であれば、バッテリー容量の小さい軽EV(サクラなど)でも十分にその恩恵を最大化できます。逆に、寒冷地に住んでいる方がEVの導入を検討する場合は、冬場の電費悪化(20%〜25%減)をあらかじめ想定し、バッテリー容量に余裕のあるモデルを選ぶか、V2Hシステムの6kW充電と併用するなどの事前の対策(防衛策)が必須と言えます。

「自分の住んでいる県はEVに向いているのか?」
今回のランキング結果を、皆様の合理的な車選びとしてご活用ください。

以上、皆様の生活の一助となる事を願います。

当ブログでは、こうした検証を『独自の5項目』でスコア化しています。
他の検証結果も順次データベース化していく予定ですので、お楽しみに。

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